大阪府松原市では、約70%を超える方が「家族葬」でお葬式をあげておられます。
また、昨今は生前にご近所で交流があった方々はおろか、遠くにいる親族さえ呼べないという方もおり、小規模な葬儀形式をあげられる方々も増えています。
最近では家族葬が広まっていますが、家族葬といっても、「どのように進めていくのか?」や「一般葬との違いは?」「葬儀社はどこまでしてくれるのか?」「どこまで呼べばいいのか?」「通常の葬儀と比べ費用は安いのか?」など、様々な疑問がございます。
そこで今回は、「家族葬」の流れについてご説明いたします。
ご逝去
お医者様によって死亡を確認しましたら、まずは家族葬をお願いする葬儀社へご連絡します。この場合、家族葬をお願いしたいことと、故人様のお迎えを依頼します。
現在、亡くなられた方のほとんどが病院で最期を迎えておられます。松原市では、松原徳洲会病院(松原市天美東)、明治橋病院(松原市三宅西)などが総合病院としてございます。八光殿では、松原市内の病院へご依頼から最短30分前後でお迎えにあがることが可能です。
八光殿がお迎えに上がるまでのお時間に、お医者様から「死亡診断書」の受け取りと入院費のお支払いを済ませておきましょう。
病院の霊安室は、地下にあることがございます。ご逝去のお後は、親戚様や葬儀社との連絡が必要となりますので、できるだけ携帯電話の電波の繋がるところでお待ちいただくようお願いいたします。
ご搬送
お迎えの寝台車が到着したら、そのスタッフにご安置場所を伝えます。事前にご安置場所を決めておくほうがよろしいでしょう。八光殿では、お迎えの寝台車に1名様お乗りいただけます。安置場所に向かうまでに、故人様が生前にお好きだった場所や、もう一度連れて行ってあげたい場所をドライバーに伝えていただきますと、お立ち寄りいたします。
ご自宅にご安置する際、ご近所の方に訃報を知られたくないという場合には、深夜や早朝のご帰宅も可能です。
どうぞ、ご遠慮なくご相談くださいませ。
安置施設にご安置する場合でも、故人様に一晩ご自宅でご家族様とお過ごしいただき、翌日はご安置施設でお休みいただくこともできます。2階以上のマンションへのご搬送も可能です。
家族葬の打ち合わせ
喪主様の決定
喪主様はご家族を代表し、家族葬の日程や内容を決める責任者となっております。喪主様は、故人様と縁の深い方からお務めいただいたほうがよろしいでしょう。例えば、遺された配偶者様や、ご長男、ご長女の方が務めることが多いです。配偶者様が高齢の場合は、お名前だけを喪主として、実際の手続きや打合せなどはご長男様などの別の方が受けもつこともあります。
死亡届の記入
お医者様より受け取った死亡診断書の左のページが死亡届になっています。こちらをご代表者様にご記入いただきます。記入に関しましては、八光殿のスタッフが丁寧にご説明いたしますので、ご安心ください。
日時・場所の決定
火葬場(松原市の方の多くが瓜破斎場を使用)の空き状況、ご家族様や宗教者様のご都合、会葬者の人数や交通手段、式場、宗教・宗派などを確認していきます。
瓜破斎場は、関係市(大阪府大阪市、松原市、八尾市)の方が利用されます。松原市のエリアによっては堺市立斎場が近い場合もあります。火葬料金は市によって異なります。
最近では、ご親族が訃報の連絡を受けてから、遠方から参列される方の負担を考慮して、お亡くなりになられてから2~3日後に家族葬を行うことも多くなっています。
お見積りを決定する
家族葬の費用は、ご葬儀の内容や参列される方の人数によっても違います。お見積りは1円単位まで提示する葬儀社を選び、少しでも疑問に思ったときは、葬儀社のスタッフに確認しましょう。
松原市にございます「八光殿松原高見の里」の葬儀プランについては、コチラをご覧ください。
ご親族様など家族葬にお呼びする方への連絡
家族葬は、お呼びする方を絞ってご案内するのが一般的です。その際、ご香典・供花を辞退される場合は、お電話などでその旨をお伝えしましょう。
お亡くなりになったことをを知らせなければならない事情がある場合は、必ずご連絡しましょう。
また、家族葬にお呼びしない方々(どこまでか特に決まりはありませんが、例えば、遠いご親戚様、ご友人様、ご近所様など)にも連絡することが重要です。
最近では、ご親戚様やご友人様をお呼びしなかった結果、後になってから「どうして自分だけお葬式に呼ばれなかったのか」と言われる事例も多々あるようです。
家族葬にご参列されなかった方は、後日自宅へ弔問に訪れることも考えられます。
これらのことを踏まえた上で対応を考えておくことが大切です。
お通夜・お葬式
松原市でのお通夜・お葬式のスケジュールは以下の通りです
お通夜の流れ
ご家族様会館に到着
祭壇やご遺影写真、お供えいただいた供花などの確認を行っていただきます。
また、他のご親族様も次々に会館に到着されます。通夜法要が始まるまでの時間は、ご挨拶や会話をしながらお過ごしいただきます。
式進行のお打ち合わせ
ご家族様の想いをヒアリングして、式次第(お通夜の進め方について)の打ち合わせをいたします。
一般葬には定形の式次第があります。例えば、親族焼香の後にご参列者様の「一般焼香」や、「弔電の読み上げ」があります。その時間を短縮したものを家族葬として提供しているところもあるかもしれませんが、私たちのご提案する家族葬は、ご家族様の想いが反映された式であると考えております。故人様にしてあげたいことや、故人様との時間を大切にできるようしっかりとご家族様の想いを汲み取りながら式次第を作ります。
喪主様からのご挨拶は一般的ですが、最近の家族葬ではお孫さんなど、お亡くなりになられた方と縁の深い方から、ご挨拶をいただくことも増えています。
通夜法要開式
皆様式場内にお集まりいただき、開式いたします。松原市では、通夜法要を18時または19時に開式するのがほとんどです。
通夜法要の時間は30分から1時間程度です。宗旨によって異なります。
通夜振る舞い
通夜法要終了後は、ご親族様のみ食事室にてお食事を召し上がります。地域によっては弔問者にも通夜振る舞いをされるところもございますが、家族葬では、ご親族様のみで食事される場合がほとんどです。
通夜終了
ご親族様は帰られる方、泊まられる方と分かれ解散します。
ご遺族様は故人様と少しでも長く一緒にいられるよう会館で仮眠をとられる方もいらっしゃいます。
お葬式の流れ
ご家族様会館に到着、式進行の打ち合わせ
開式2時間前に会館にご到着されます。その後、お葬式の進め方について喪主様はじめご家族様と打ち合わせを行います。1時間前には他のご親族様も会館に到着されます。故人様へのお参り後、お控室でお待ちいただきます。
お葬式開式
お葬式を執り行い、約一時間後、ご出棺いたします。
火葬
火葬場(松原市の場合は瓜破斎場が多い)へ移動し、故人様は荼毘に付せられます。
精進落とし
お骨上げのお時間までの約1時間程度、お食事をお召し上がりいただきます。
再度会館にお戻りになるか、近隣の食事処でお過ごしいただきます。
お骨上げ
再度火葬場に向かっていただき、お骨上げをいたします。皆さまの手で骨壺にお骨を納めていただきます。
繰り上げての初七日法要、または解散
お骨上げ後、会館にお戻りいただき繰り上げての初七日法要をいたします。法要をされない場合、また初七日法要終了後は解散となり、全てのご予定が終了いたします。
以上、簡単に松原市での家族葬の流れをまとめましたが、もう少し詳細がお知りになりたい方には、事前のご相談をお勧めしております。事前相談では、お葬式の流れはもちろん、費用のご相談や式場の広さなどもご覧いただくことができます。事前相談の詳細はコチラをご覧ください