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2023.6.29(木)更新

お盆を安心して迎えるために… 飾り方の基本をご紹介

八尾市門真市大東市四條畷市松原市

お盆はお亡くなりになった方の霊が戻ってくると言われます。
なかでも四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆は、「初盆」または「新盆(にいぼん)」と呼ばれ、とりわけ丁寧に供養します。
皆様に安心したお盆を迎えていただく為に基本からご紹介いたします。

お盆飾りの期間

お盆飾りは、お盆の期間中(7月13日~16日、または8月13日~16日の4日間)お飾りをするのが一般的ですので、お盆初日に間に合うようにお飾りしましょう。
当日あわただしくならないように、お盆月に入ったくらいのタイミングから余裕をもって飾り始めると安心です。
なお、お盆飾りの片付けは「送り火」が終わってから行なうため、お盆最終日の16日当日か、遅くなってしまうようであれば翌日に行います。

基本の飾り方

お盆には、普段お参りしているお仏壇だけではなく、祭壇を使ってお盆飾りをするのが一般的です。
お盆に使用する祭壇を「盆棚(ぼんだな)」や「精霊棚(しょうりょうだな)」と呼び、最上段にお位牌をお祀りしてご先祖様をお迎えします。
このお位牌を依代(よりしろ)にしてご先祖様が帰ってこられるため、お盆時期は盆棚にお供え物やお盆飾り、盆提灯などを並べておもてなしをします。
八光殿では、盆棚を使った一般的な飾り方やお盆中のお仏壇はどうすべきか、盆棚の購入場所などを解説します。

POINT1(お飾りの基本)

・盆棚は、お仏壇の前または横に盆棚を設置します。
・お位牌は、盆棚の一番上にお位牌を並べます。また位牌のまわりには、霊前灯と呼ばれる小さな提灯や盆花を飾ります。
・お供え物は中段~最下段、お参りの道具は最下段に並べます。
・提灯は、盆棚の脇に対となるように飾ります。
・地域によっては、盆棚の四隅に青竹を立てて並べ、竹の上にしめ縄を張り巡らせて結界とし、しめ縄にはほおずきや昆布などを吊るす場合もあります。

POINT2(お盆の時、お仏壇にもお飾りはするべき?)

お盆は盆棚がメインとなりますので、お仏壇には特別なお飾りをする必要はなく、お参りも盆棚前で行うだけで問題ございません。
ただし、もしスペースの問題でお仏壇と盆棚が全く違う部屋になってしまうようであれば、御本尊様(お仏像やお掛軸)に対しても手を合わせるなど、
簡単でも感謝の気持ちをもってお参りしましょう。また、決まりはありませんが、お盆期間中にお仏壇の扉を閉める地域やご家庭もございます。

代表的なお盆飾り

・お盆提灯

帰ってくるご先祖様への目印として、昔は外に灯篭を高く掲げていました。
今でもこの風習が残っている地域もありますが、これに足を付けて室内に置いたものが提灯です。
昔は灯りが贅沢品でしたので、提灯飾りは最上のお供え物であり、多いほど良いとされました。
さらに提灯には「花」と「火」という、お仏壇でも大切にされている「三大供養」のうちの2つを表すという意味もあります。

・まこも

結界としてお盆飾りの下に敷く、すだれ状のゴザです。
まこもは「病を癒す」「邪気を祓う」という意味を持つ霊草として昔から大切に扱われてきました。

・蓮の葉・水の子

水の子とはなすやきゅうりを賽の目に切ったものや、洗った生米を混ぜたもので、煩悩を祓う意味があります。
この水の子や果物を載せるために蓮の葉をお皿として使います。

・牛馬(精霊馬)

ご先祖様を乗せてお浄土と私たちの世界の送り迎えをする、牛(ナス)と馬(キュウリ)を模したお飾りで、「精霊馬(しょうりょううま)」とも呼ばれます。
「行きは早く駆ける馬に乗って、帰りは別れを惜しみながら牛でゆっくりと帰る」という意味があります。

・ほおずき

ほおずきは「鬼灯」とも表記されるように、温かみのある色味と膨らんだ形から、提灯と同じくご先祖様をお迎えする際の灯り(目印)としての役割を持つお飾りです。
また、ほおずきの中が空洞であることから、肉体を持たないご先祖様は、お盆の間はほおずきの中に魂を宿らせるとも考えられています。

・十三仏(じゅうさんぶつ)

十三仏は、お盆に限定したものではなく、お彼岸やご法事などの節目ごとにお仏壇の近くにお飾りする掛け軸です。
十三人の仏様が、それぞれ役割に応じて三十三回忌まで故人様を守ってくださるとされており、故人様がより早くお浄土へ行くことができるようにという願いが込められています。

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2023年度版 お盆堤灯チラシ
ご購入いただきました商品は弊社スタッフが責任を持ってお客様のご自宅までお届けに参りますのでご安心くださいませ。

また提灯などをご贈答品として発送する場合は、近鉄八尾駅下の八光殿ご相談サロンで掛け紙(のし)サービスも承っております。
近鉄八尾駅下のご相談サロンのご紹介

お盆の飾り方に関して、お困りの場合はお気軽に八光殿にご連絡ください。
専門スタッフがご対応いたします。
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